Omniでスプレッドシートのように別シートの値の参照ができる「XLOOKUP」関数を試してみた
さがらです。
Omniでスプレッドシートのように別シートの値の参照ができる「XLOOKUP」関数を試してみたので、本記事でまとめてみます。
※Omni自体については、下記のブログが参考になると思いますのでぜひ併せてご覧ください。
試してみた
検証内容
例えば、下図のように2021年の売上をまとめたシートと、2023年の売上をまとめたシートがあるとします。
このとき、「2023年の売上と2021年の売上を比べてみたい」と考えて、XLOOKUP関数を使って2023年の売上をまとめたシートに2021年の売上の情報を反映させてみます。
試してみた
まずLookup参照するために、2023年の売上をまとめたシートで、2021年の日付を1列追加して作成します。
この上で、新しい列を追加して、=XLOOKUP(B1,'2021_売上'!A:A,'2021_売上'!B:B)
のように入力します。
各引数に入れる内容は下記となります。
- 引数1つ目:Lookupの検索値としたい列を指定
- 引数2つ目:別シートの、どの列を検索対象とするか指定
- 引数3つ目:別シートの、どの列を取得対象の値とするか指定
※ちなみに、引数2つ目と3つ目に入れる値は、対象の列の「Copy XLookup Reference」を押すと簡単にコピーできます。
この状態でEnterを押すと、下図のように2021年のTotal Sale Price列の値が追加されました!
あとはおまけですが、下図のように2023年の売上と2021年の売上の列を元に「対2021年成長率」を出すことも簡単にできます!
最後に
Omniでスプレッドシートのように別シートの値の参照ができる「XLOOKUP」関数を試してみました。
他のBIツールだとこのブログで書いたような「対2年前比率」みたいのを出すのは結構苦労する印象なのですが、Omniだと非常に簡単に行うことが出来ます!これは個人的にかなり推し機能ですw